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  • 執筆者の写真narikawainfo

「アメリカで演奏出来た事で、トラウマが取れた」2章

中学生の時に黒人音楽に出会いブルースに魅了され、ブルーノートスケールを覚えて弾き捲り、表現が楽しくてたまらない!

でも一方、何か満ち足りない感が…



突然、ブルースは生活がブルースじゃないと、形は真似ることは出来ても、ブルースにはならないと体全体で感じてしまい


そこから影響を受けた大好きな洋楽にコンプレックスを感じつつ感じない様にしている日々が続き、日本の音楽に興味が無かった筈が、自分のオリジナリティは何なのか?の模索していく内に、和のテイストの音が湧いて来て、この場所で生かされている不思議さを体感することになる


そんな経験後にアメリカでパフォーマンスする機会が与えらるラッキー


NAMMでの、食事会での会話は財産になった


ブルースに対するコンプレックスをセッションしたバリバリの現役の黒人ギタリストにぶつけてみたら



彼の表情が見る見る変化して



「Nariおまえは何を言ってんだ!

(ぼくの胸に指を突きつけ)

お前のハート♡にはブルースのSoulがあるじゃないかと…」

真顔で、伝えてくれた



海外に対するトラウマが崩壊していく音が聞こえた



もっと早くに挑戦していたらとは全く思わない 僕にはこのダメダメな経験が必要だったし、ギターのスキルを上げる為にもこれだけの時間が必要だったんだと思う



ギリギリだが、まだ時間の猶予があることに感謝


これからは海外も日本も気にせず、成川正憲が感じるままに表現していこう




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